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防災訓練で再確認!黄色いタオルで安否を確認

J:COM安心安全チーム、福岡エリア担当の谷川です。

以前、地域の安心安全コンテンツ「こちらJ:COM安心安全課」でご紹介した「黄色いタオル」を使った災害時の安否確認の取り組みを覚えていますか?

福岡市東区香椎グリーンタウンでの取り組みですが、10月13日(日)に、この黄色いタオルを使った防災訓練を実施するとお聞きしましたので、その様子を取材してきました。

町中の家の玄関に「黄色いタオル」

香椎グリーンタウンでの訓練の様子

朝10時頃、香椎グリーンタウンに行ってみると、既に町中の家の玄関に黄色いタオルがかけられていました。
タオルには、赤い文字で「無事です」と書かれていて一目瞭然でその家の人が無事であることがわかります。
これにより「お隣さんは無事かな?」「声掛けした方がいいかな?」と家の中を確認したり電話をかけたりする手間が省けますよね。

香椎グリーンタウンでは、すべての世帯に黄色いタオルが配布されていて、この黄色いタオルを使った防災訓練が行われるのは今回で2回目とのこと。
2回目ともなると、みなさん慣れた様子で黄色いタオルを玄関にかけ、避難場所となっている公園に向かっていました。
訓練に参加した住民の方にお話を聞くと「周りに無事避難したことが伝えられて安心」と話していました。

黄色いタオルを玄関にかけたあとは避難場所へ

安否確認がスムーズに!

災害が起きたとき、命を守るためには1分1秒が大切になります。
黄色いタオルがかかっていれば安否確認をスムーズに行うことができ、本当に助けが必要な人のために、時間と人員をかけることができます。
香椎グリーンタウンの防災委員の方にお話を聞くと、「有事の際、隣近所でお互いに助け合って生き延びるために黄色いタオルを活用していきたい」と話していました。

区分けした各エリアの担当者が区域内の安否を確認しながら避難


避難場所に集合したあとは担架の作り方などを学ぶ!

黄色いタオルをかけたあと、避難場所の公園に集合

住民のみなさんは、避難場所の公園で身近なものを使った担架の作り方を学んだり、消火器の使い方を確認していました。
担架は木の棒と衣類を使って作れるんですって!
身近なもので作れるってびっくりですね!!

身近なものを使って担架を作る
担架を実際に使ってみる様子
消火器の使い方を確認

実はこの日、防災訓練を始める1時間程前に、地域のみなさんで町内清掃も行っていたそう。
2つの行事をセットにすることで、より地域の絆が強まりますよね!
これも、地域ぐるみでの防災活動のポイントかもしれません。
是非、みなさんの地域でも、香椎グリーンタウンでの取り組みを参考にしてみてはいかがでしょうか!?

黄色いタオルについては、「こちらJ:COM安心安全課」でもご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください♪

取材協力:香椎グリーンタウン自治会