地域防災の要!消防団員が消火技術を競う!
J:COM安心安全チーム、北九州エリア担当の今石です。
自分たちのまちは、自分たちで守る!という強い思いを持った地域の有志でつくる「消防団」。ここ北九州市でも約1700人の団員が活躍しています。
その活動は、地域の人たちの命や財産を守るために、火災時における消火活動や地震や風水害等の大規模災害時における救助・救出活動、避難誘導など多岐にわたります。
今回は、そんな消防団のみなさんが日頃の訓練の成果を競う「消防ポンプ操法大会」を取材しました。
「消防ポンプ操法大会」って、どんな大会?
消防ポンプ操法とは、火災現場で消火作業を行う消防ポンプを基本に忠実に正確に操る技法です。
北九州市小倉北区にある北九州市訓練研修センターで、7月7日に開催された大会には、市内にある消防団の代表7チームが出場しました。
5人一組で行うこの競技。
消火用ポンプ車からホースを延長し、約10メートル離れた的に放水するまでの時間とその動作の正確性を競います。
迫力ある放水活動と規律のとれた団体行動
会場は、出場した消防団員による無駄のない正確な動作とチームワークに大きな拍手で包まれていました。
そして栄えある優勝に輝いたのは、八幡西消防団。
準優勝は、若松消防団でした。
北九州市や消防団による加入促進活動により、昨年度の団員数を維持しているという北九州市の消防団。
団員の減少が課題となっている昨今ですが、今回の取材を通じ「自分たちのまちは自分たちで守る」という地域防災の要である消防団員の心意気を感じることが出来ました!
取材協力:北九州市消防局消防団課、各消防団