J:COM地域取材ノート

ケーブルテレビJ:COMの制作記者たちが取材した地域情報を、動画や記事でご紹介していき…

J:COM地域取材ノート

ケーブルテレビJ:COMの制作記者たちが取材した地域情報を、動画や記事でご紹介していきます。 『安心安全』を中心に街の知られざる話題や生活に役立つ情報について毎日正午に新作記事を投稿。 あなたの街のとっておきの話題もぜひお知らせください♪

マガジン

最近の記事

灘中央市場に“○○○”あり〼

J:COM安心安全チーム、関西担当の松本です。 さて、今回は(2024年)2月3日「こちらJ:COM安心安全課」で放送した神戸・灘中央市場のこぼれ話をご紹介します。(https://youtu.be/dFbL9Qow9hk) 突然ですが…番組の途中、女性のインタビューシーンの背後がちょっと気になりませんでしたか? 市場のはずなのに青空&緑の謎 実は画面左側にチラっと映っていたもの、これはれっきとした「畑(はたけ)」なんです。 しかし、なぜこんなところに!? 番組でも紹

    • 情報弱者の留学生を災害から守ろう

      海外からの留学生が年々増加する中、彼らが抱える課題の一つが日本における自然災害への対応です。 番組では、異文化の背景から防災に対する知識や経験が異なる留学生たちへの防災啓発について考えます。 九州国際大学の挑戦 福岡県北九州市にある九州国際大学では、留学生を数多く受け入れているということもあり、留学生を重点とした「地域防災リーダー育成プロジェクト」に取り組んでいます。 地域と共に留学生の安全を守ることを目指し、学内外での防災教育や啓発活動を積極的に推進しています。 多国

      • 自然災害は自然の力で乗り越える

        地域独自の防災井戸を設置 千葉県八千代市にある村上団地南住宅では、過去の災害を教訓に住民の生命線となる「水」しかも「飲める水」を可能な限り確保できるよう、断水時に住民誰もが使用できる「防災井戸」を設置しました。 「防災井戸」運用への3つのポリシー 1つ目は、災害発生時に全住民が給水を求めてパニックにならないよう、広い敷地内に井戸を設置して混雑を回避する対策。 2つ目は、衛生的で安全な水の確保へ向けた、3年に1回の大規模点検と毎月の水質検査。 3つ目は、長期停電しても

        • 小さな子どもが夢中になる「防災運動会」

          J:COM安心安全チーム、神奈川担当の林です。 小さなお子さんに防災スキルを身に着けてもらいたい! でも、どんな企画なら参加してもらえるのか?? 2024年3月3日に逗子市で開催された「ずし防災フェスティバル2024」にそのヒントが隠されていました!その名も… 「防災運動会」会場では「防災借り物競争」と「お菓子バケツリレー」の2種目が実施され、子どもたちの歓声で盛り上がっていました! この日一番盛り上がっていたのは「お菓子バケツリレー」!!! 災害時の消火活動や、大量の

        灘中央市場に“○○○”あり〼

        マガジン

        • 関西
          25本
        • 記事(防災)
          33本
        • 九州・下関
          23本
        • 動画(防災)
          79本
        • 千葉・茨城
          25本
        • 神奈川
          25本

        記事

          ハザードマップ上で安全な場所に住んでいる人こそ「防災体験」を!

          いつどこで被害に遭うか分からない。常に備えを! 「住まい選び」の際、ハザードマップを使って「災害が起こりにくい」とされる場所を探す事はとても大事なことです。 しかし災害はいつどこで起こるか分かりません。もちろん自宅周辺にいるときだけとも限りません。最も大事なのは「常に備えを意識」することです。 体験することが一番の学び 関西では比較的「災害が起こりにくい」と言われている大阪府箕面市の中小地区で開かれている防災訓練。 実際に避難所に宿泊することで「リアルに災害時を想像する

          ハザードマップ上で安全な場所に住んでいる人こそ「防災体験」を!

          緊急時に身元確認!安心キーホルダー

          新たなスタートの季節「春」です J:COM安心安全チーム、東京担当の小矢島です。 早くも4月が終わろうとしています、月日が経つのは早いものですね。 この4月から新たな場所で新生活をスタートさせたという方も多いと思いますが、家族と離れての一人暮らしとなると、お互いに何かあった時は…と心配になりますよね。 そんな不安を軽減できるキーホルダーを紹介します! 離れて暮らす家族へ 中野区桃園地区は一人暮らしの高齢者が多い地域で、子どもと離れて暮らしている方もいます。 救急搬送さ

          緊急時に身元確認!安心キーホルダー

          シニアの知識と経験で犯罪被害を防ぐ!

          「シニアだから」できる防犯がある! 亀有駅周辺で青いジャンパーに身を包み、道行く人に特殊詐欺の注意喚起をするのは、防犯指導員ネットワーク「ナイスかめあり」。 葛飾区内の住民による防犯ボランティア団体の先駆けです。 「ナイスかめあり」は1993年に設立。ナイスが意味するのは「犯罪の無い環境のための指導員ネットワーク」→「Network of Instructor for Crimeless Environment」の頭文字「NICE(ナイス)」です。 設立当初から在籍する

          シニアの知識と経験で犯罪被害を防ぐ!

          命は食にあり!災害時こそ普段通りの食事を

          J:COM安心安全チーム、札幌担当の池田です。 災害時でも普段と同じような食事、したいですよね。 でも、それって贅沢だと思っていませんか!? いいえ! 災害時こそ普段と同じような食事をする、それは命を守るためにとても重要な事なのです! 命は食にあり災害時は日常と違う生活となるため、ストレスを感じてしまうもの。 災害関連死の主な原因は「ストレス」というデータもあります。 災害時、食事だけでも普段通りに食べ、ストレスを軽減することは大切なのです。 では、災害時の限られた

          命は食にあり!災害時こそ普段通りの食事を

          3.11で被災した子どもたちを「あそび」で支援

          J:COM安心安全チーム 、東京担当の山口です。 みなさん、現在配信中の「こちらJ:COM安心安全課~被災した子どもたちに『遊び』を!~」ご覧いただけたでしょうか? この動画の中で紹介しきれなかった内容を取材ノートでお伝えします。 「おもちゃ作り×防災」のきっかけ 「おもちゃ工房TSUNAGU」の岩穴口康次さんが、「おもちゃ作りと防災」を結び付けて考えるようになったきっかけは、岩穴口さんが所属していた「認定NPO法人 芸術と遊び創造協会」(旧日本グッド・トイ委員会)が

          3.11で被災した子どもたちを「あそび」で支援

          会員証で避難所受付をスマートに!

          地域のみなさんが、災害時に避難する避難所。 受付をするために大行列…なんてこともありますよね。 それをなんとかしたいと、神奈川県寒川町一之宮西自治会が独自で開発したのが「避難者安否情報集計システム」! 避難者は受付で会員証を提示するだけ! こちらの自治会では、災害時のためだけにオリジナルの自治会会員証を世帯ごとに作成し配布。 避難所の受付でこの会員証を提示すると、役員が専用リーダーで記載されているバーコードを読み取ります。 すると、パソコン画面に会員証を提示した家族の一覧

          会員証で避難所受付をスマートに!

          防災授業をするのはヒト型ロボット!?

          J:COM安心安全チーㇺ、関西担当の山田です。 今後40年以内に約90%の確率で発生するといわれている南海トラフ地震。 大震災に備えて、一風変わった「幼児向けの防災出前授業」が大阪府堺市で行われるということで、覗いてきました! あれ?授業しているのはPepperくん?! 宮山台幼稚園に現れたのは、ヒト型ロボット「Pepper」くん。 ロボットを初めて見る園児も多く興味津々! 「じしんってなあに?」「ぐらぐらゆれるとどうなるの?」 Pepperくん「じしんってなあに?」

          防災授業をするのはヒト型ロボット!?

          活かそう!女性のチカラ みんなのチカラ

          、避難所に活かす 女性の視点・アイデア 避難所における課題となっているのが、女性や高齢者そして障がいがある方への配慮。いわゆる避難弱者と言われる「避難行動要支援者」の避難生活におけるケアは、色々な制度が進んでも課題が残っています。 そうした課題に取り組んでいるのが宮城県仙台市の「せんだい女性防災リーダーネットワーク」の皆さん。 女性の視点を防災・減災に活かそうと色々な取り組みを行っています。 地域の防災ボランティアの女性だけで構成された組織です。 活動の原点は、震災

          活かそう!女性のチカラ みんなのチカラ

          消防団の担い手確保!機能別団員『防災サポーター』

          地域防災の要となる"消防団" 普段は、サラリーマンや自営業などの職業に就いている消防団員。 火災や災害発生時には、自宅や職場から駆けつけ、消火活動や救助活動を行います。地域の安心と安全を守るという重要な役割を担っています。 消防団員数は、高齢化などを理由に年々減少 消防団員数は、全国的に高齢化などを理由に年々減少しています。 消防団員が減少すると地域の防災力低下に繋がる懸念があり、全国的に消防団員の確保が課題となっています。 そんな中…担い手確保に繋がる”ある”制度"

          消防団の担い手確保!機能別団員『防災サポーター』

          在宅避難に備えて豊富な備蓄の準備を!

          J:COM安心安全チーム、東京担当の小矢島です! 最近、災害時に避難所へ行くのではなく「在宅避難で」との呼びかけをよく耳にしますよね。ということは、各家庭で自分たちに適した備蓄を考えて準備しておくことが必要ということですね。 在宅避難の備えとは? 在宅避難が長期に及ぶ場合、心構えやノウハウが必要です。 食料や飲料水の備蓄、トイレ対策、情報収集のツールなどなど… 大田区のマンション「オーベルグランディオ萩中」でそれらを説明する「防災セミナー」が開催されました。 セミナーの

          在宅避難に備えて豊富な備蓄の準備を!

          青の騎士団が地域を守る!

          「青の騎士団」って何? 茨城県、土浦警察署管内の土浦市・かすみがうら市の市民によるボランティアの防犯団体「土浦地区セーフティ・マイタウン・チーム」は、青色防犯パトロール車で活動しています。その数は、なんと42台! 青色防犯パトロールをしているので「青の騎士団」と呼ばれています。 自宅からすぐにパトロール パトロールに使用している車は、個人の自家用車。 講習会を受講し、車両は県警に許可申請しなければなりません。 青色回転灯とマグネットのプレートを貼り付ければ完成です。 自

          青の騎士団が地域を守る!

          黄色のリボンで安否確認

          皆さんは、黄色のリボンが災害時に役立つことを知っていますか? 実はこれ、一目で分かる安否確認になるんです。 毎月1日に「黄色のリボン」訓練 和歌山市松江地区は、年に一度約800人が参加する大規模な防災訓練を行うなど防災活動に力を入れている地域です。 しかし年に一度だけでなく、より定期的な訓練が必要だとして、地域で「黄色のリボン」訓練が始まりました。 毎月1日には防災無線の放送を合図に、地域の人は家の前の分かりやすい場所(門扉や玄関)に黄色のリボンを結びます。 小さな訓

          黄色のリボンで安否確認