J:COM地域取材ノート

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ケーブルテレビJ:COMの制作記者たちが取材した地域情報を、動画や記事でご紹介していきます。 『安心安全』を中心に街の知られざる話題や生活に役立つ情報について毎日正午に新作記事を投稿。 あなたの街のとっておきの話題もぜひお知らせください♪

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命は食にあり!災害時こそ普段通りの食事を

J:COM安心安全チーム、札幌担当の池田です。 災害時でも普段と同じような食事、したいですよね。 でも、それって贅沢だと思っていませんか!? いいえ! 災害時こそ普段と同じような食事をする、それは命を守るためにとても重要な事なのです! 命は食にあり災害時は日常と違う生活となるため、ストレスを感じてしまうもの。 災害関連死の主な原因は「ストレス」というデータもあります。 災害時、食事だけでも普段通りに食べ、ストレスを軽減することは大切なのです。 では、災害時の限られた

    • 3.11で被災した子どもたちを「あそび」で支援

      J:COM安心安全チーム 、東京担当の山口です。 みなさん、現在配信中の「こちらJ:COM安心安全課~被災した子どもたちに『遊び』を!~」ご覧いただけたでしょうか? この動画の中で紹介しきれなかった内容を取材ノートでお伝えします。 「おもちゃ作り×防災」のきっかけ 「おもちゃ工房TSUNAGU」の岩穴口康次さんが、「おもちゃ作りと防災」を結び付けて考えるようになったきっかけは、岩穴口さんが所属していた「認定NPO法人 芸術と遊び創造協会」(旧日本グッド・トイ委員会)が

      • 会員証で避難所受付をスマートに!

        地域のみなさんが、災害時に避難する避難所。 受付をするために大行列…なんてこともありますよね。 それをなんとかしたいと、神奈川県寒川町一之宮西自治会が独自で開発したのが「避難者安否情報集計システム」! 避難者は受付で会員証を提示するだけ! こちらの自治会では、災害時のためだけにオリジナルの自治会会員証を世帯ごとに作成し配布。 避難所の受付でこの会員証を提示すると、役員が専用リーダーで記載されているバーコードを読み取ります。 すると、パソコン画面に会員証を提示した家族の一覧

        • 防災授業をするのはヒト型ロボット!?

          J:COM安心安全チーㇺ、関西担当の山田です。 今後40年以内に約90%の確率で発生するといわれている南海トラフ地震。 大震災に備えて、一風変わった「幼児向けの防災出前授業」が大阪府堺市で行われるということで、覗いてきました! あれ?授業しているのはPepperくん?! 宮山台幼稚園に現れたのは、ヒト型ロボット「Pepper」くん。 ロボットを初めて見る園児も多く興味津々! 「じしんってなあに?」「ぐらぐらゆれるとどうなるの?」 Pepperくん「じしんってなあに?」

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          活かそう!女性のチカラ みんなのチカラ

          、避難所に活かす 女性の視点・アイデア 避難所における課題となっているのが、女性や高齢者そして障がいがある方への配慮。いわゆる避難弱者と言われる「避難行動要支援者」の避難生活におけるケアは、色々な制度が進んでも課題が残っています。 そうした課題に取り組んでいるのが宮城県仙台市の「せんだい女性防災リーダーネットワーク」の皆さん。 女性の視点を防災・減災に活かそうと色々な取り組みを行っています。 地域の防災ボランティアの女性だけで構成された組織です。 活動の原点は、震災

          活かそう!女性のチカラ みんなのチカラ

          消防団の担い手確保!機能別団員『防災サポーター』

          地域防災の要となる"消防団" 普段は、サラリーマンや自営業などの職業に就いている消防団員。 火災や災害発生時には、自宅や職場から駆けつけ、消火活動や救助活動を行います。地域の安心と安全を守るという重要な役割を担っています。 消防団員数は、高齢化などを理由に年々減少 消防団員数は、全国的に高齢化などを理由に年々減少しています。 消防団員が減少すると地域の防災力低下に繋がる懸念があり、全国的に消防団員の確保が課題となっています。 そんな中…担い手確保に繋がる”ある”制度"

          消防団の担い手確保!機能別団員『防災サポーター』

          在宅避難に備えて豊富な備蓄の準備を!

          J:COM安心安全チーム、東京担当の小矢島です! 最近、災害時に避難所へ行くのではなく「在宅避難で」との呼びかけをよく耳にしますよね。ということは、各家庭で自分たちに適した備蓄を考えて準備しておくことが必要ということですね。 在宅避難の備えとは? 在宅避難が長期に及ぶ場合、心構えやノウハウが必要です。 食料や飲料水の備蓄、トイレ対策、情報収集のツールなどなど… 大田区のマンション「オーベルグランディオ萩中」でそれらを説明する「防災セミナー」が開催されました。 セミナーの

          在宅避難に備えて豊富な備蓄の準備を!

          青の騎士団が地域を守る!

          「青の騎士団」って何? 茨城県、土浦警察署管内の土浦市・かすみがうら市の市民によるボランティアの防犯団体「土浦地区セーフティ・マイタウン・チーム」は、青色防犯パトロール車で活動しています。その数は、なんと42台! 青色防犯パトロールをしているので「青の騎士団」と呼ばれています。 自宅からすぐにパトロール パトロールに使用している車は、個人の自家用車。 講習会を受講し、車両は県警に許可申請しなければなりません。 青色回転灯とマグネットのプレートを貼り付ければ完成です。 自

          青の騎士団が地域を守る!

          黄色のリボンで安否確認

          皆さんは、黄色のリボンが災害時に役立つことを知っていますか? 実はこれ、一目で分かる安否確認になるんです。 毎月1日に「黄色のリボン」訓練 和歌山市松江地区は、年に一度約800人が参加する大規模な防災訓練を行うなど防災活動に力を入れている地域です。 しかし年に一度だけでなく、より定期的な訓練が必要だとして、地域で「黄色のリボン」訓練が始まりました。 毎月1日には防災無線の放送を合図に、地域の人は家の前の分かりやすい場所(門扉や玄関)に黄色のリボンを結びます。 小さな訓

          黄色のリボンで安否確認

          想像してみよう災害時の「トイレ」!

          こんにちは!J:COM安心安全チーム、神奈川担当の小澤です! 今回は防災士の小野 さくらさんがおこなう防災講座にお邪魔してきました! 災害時、飲食店だからできること 川崎市在住の小野 さくらさんは、介護士として働く傍ら防災士として防災講座を開催しています。 2018年2月に福井県で起こった大雪の際、立ち往生しているドライバーに対して地域の飲食店などが食料を無料提供したことをニュースで見たことがきっかけ。 自分たちの街でも何か出来ないかと、2018年4月に「まごころキッチン

          想像してみよう災害時の「トイレ」!

          都心の安心安全な町のつくりかた

          町の安心安全を守る防犯活動が、高齢化による担い手不足により継続の危機に陥ったことをきっかけに、逆に安心安全につながる「地域ネットワーク」を強く大きくした、東京都港区本芝町会の事例をご紹介します! 港区本芝町会が抱えていた問題 古典落語の有名な演目のひとつ「芝浜」の舞台にもなった港区本芝町会。 近年、町会主導で行われていた防犯活動が担い手不足により継続の危機にありました。 原因の一つは、活動に参加することができるメンバーのみを名簿化し、その中で長年当番を回していたことにあ

          都心の安心安全な町のつくりかた

          水害に備えよ!地域独自のハザードマップ

          地域の災害リスクと課題 札幌市内に、川に囲まれた地域「厚別西地区」があります。 厚別西厚信会では、平成26年9月の大雨で厚別川が氾濫寸前となったことをきっかけに、防災計画を見直し、地域独自の洪水ハザードマップを作成しました。 厚別西地区の地図を拡大し、川が氾濫した場合に水が流入しやすい場所、水のたまりやすい場所をなど表記したハザードマップになっているので、事前に避難経路を決めておくこともできます。 地域の防災意識の向上を目指して 厚別西厚信会の会長・成田勤さんは… 「

          水害に備えよ!地域独自のハザードマップ

          道路を一時避難場所にした町

          災害が発生したら、自治会はすぐに安否確認や救助を行います。 拠点となるのは「一時(いっとき)避難場所」です。 神奈川県相模原市の久保原自治会では、その「一時避難場所」を道路に設置することにしました。 そもそも道路に人が集まって大丈夫?自治会が相模原市に相談したところ、交通量が少なく、道幅が広い道路を一時的に避難場所にできることが判明。 ただし、救急車や消防車などの緊急車両が通れるようにすることが条件です。 以前は、どうだった?道路を「一時避難場所」にする前は、線路が横断し

          道路を一時避難場所にした町

          みんなのM-BOXって?

          J:COM安心安全チーム、千葉エリアスタッフの伊澤です。 大規模災害時、市役所や警察、消防など公助の力を頼れない状況に陥った時、住民同士でどう乗り越えていくのか。 千葉市稲毛区で、良いアイデアを考えた市民がいらっしゃると聞いて取材しました。 危機感を持つ人、持たない人の心の乖離 その人は、千葉市稲毛区の黒砂公民館避難所運営委員会の池江麻里さん。 「漠然と災害に備えて防災しよう、訓練しよう!と進めがち…震災から時間が経って危機感が薄れた人々は冷め、危機感を持ち続け頑張る人

          みんなのM-BOXって?

          全世帯で感震ブレーカーを!

          「通電火災」を無くそう! 大地震発生時に起こる火災の約60%が、急に電気(停電)が復旧した時に発生する「通電火災」だそうです。 さいたま市浦和区にある前地自治会では、全世帯の90%以上が加入している自治会員約1,500世帯に対し、5年をかけて「感震ブレーカー」を全戸に取り付けました。 「感震ブレーカー」とは… 感震ブレーカーにはいくつか種類があります。 今回紹介するものは、ブレーカーのスイッチ部分にはめ込む専用のキャップと、キャップとつながる紐の先にボールが付いてる感震

          全世帯で感震ブレーカーを!

          健康に、見回りを楽しむ!

          J:COM安心安全チーム、埼玉担当の和田です。 防犯パトロールって地域貢献のために大切な事だけど、人が集まらないよね…とお考えの方、こんなアイデアはいかがでしょうか? 「防犯ノルディックウォーキング」ってご存知ですか? 上の写真は、埼玉県熊谷市で行われている「防犯ノルディックウォーキング活動」の様子です。 ポールを使い「クロスカントリースキー」のような姿勢で市内を練り歩きながら、見回りを行っています(ノルディックウォーキングは、歩くときに上半身も使うので、エクササイズ効果

          健康に、見回りを楽しむ!