J:COM地域取材ノート
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遠慮はNO、配慮はGOOD! 聞こえない人との防災訓練
耳が不自由で、聞こえない人や聞こえにくい人と、避難所の立ち上げメンバーが、ペアになって行動する防災訓練があります。 避難所は、ただ避難する場所ではなく、さまざまな背景を持った人たちが集まる一つの地域です。特に聴覚障害者を含め、配慮が必要な人々への対応が重要です。 もし大災害が発生し、避難所での生活を余儀なくされた場合、健聴者が知っておかなければならないのは、聴覚障害者が感じる不安や躊躇です。避難所運営を中心的に担う人たちが、準備しておくべきは、備蓄品だけでなく、配慮を必要とする人とのコミュニケーションです。 訓練プログラムの中には、筆談や手話、ジェスチャーゲームも含まれています。聴覚障害者の不安を取り除くには、第一にコミュニケーション。災害時、余裕がない状況でも、実際の避難所で協力し合うことを学びます。 この訓練は練馬区聴覚障害者協会と練馬区、それに避難拠点運営連絡会が続けています。会場は毎回変わり、聴覚障害に対する理解者を増やそうとしています。
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要チェック! 市民ラジオパーソナリティ育成の舞台裏(こち安)
大規模災害が起きた後、復旧期に入ると、近所のコンビニがいつ開くのか、 どの避難所に誰がいるのか、といった生活に必要な情報のニーズが高まります。 ラジオパーソナリティの藤巻賢一郎さんは、東日本大震災の直後に被災地を訪れた際、生活情報が地域の皆さんに行き届いていない状況を目の当たりにしました。 「災害時に生活情報を伝えることができるのはその地域の住民自身で、伝達手段としてはラジオが有効」という考えに至った藤巻さんは、災害時を見据えて地域の一般住民をラジオパーソナリティとして育成することに着手。 また、この考えに賛同した立川市自治会連合会栄町支部と藤巻さんがタッグを組み、防災意識啓発を目的としたラジオ番組を制作し、地域一帯への放送を開始しました。もちろんマイクの前に立つのは、パーソナリティのトレーニングを受けた地域住民の方々です。 どんなトレーニングをしているのか、ラジオパーソナリティに挑戦した人たちの意識がどう変化したかをご紹介します。 番組HP:https://c.myjcom.jp/jch/east_01/regular/anshinanzen_tokyo.html 取材先: ・立川市自治会連合会栄町支部 https://www.tachikawa-jichiren.com/%E6%94%AF%E9%83%A8%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E6%A0%84%E7%94%BA%E6%94%AF%E9%83%A8/ ・エフエムラジオ立川株式会社 http://fm844.co.jp/ ・イズムクリエ―ション ・街をつなぐ市民パーソナリティ アーカイブ https://www.youtube.com/@%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3